先週の土曜日、保育園の友達が近所の公園に来ているかもしれないからということで、息子と嫁さんが公園に出かけていったが、すぐに戻ってきた。友達は来てなかったみたいだし、息子は自転車に乗りたかったらしい。友達が来ていないなら母親同士が会って話をするということもなくなるので、代わりに僕が一緒に出かけることにした。
公園に着くなり、かなり離れたところにある自転車を指さして、
「同じ自転車や!」
と息子が言う。遠くてよくわからないが、確かに色の感じは同じである。
息子は自転車を押しながら(まだうまく自転車をこげない)、その自転車の近くに行き、自慢げに、
「ほらっ!一緒や!」
という(全く同じではないが、息子のものより少し古い感じがする)。そして持ち主が現れ、その持ち主も
「一緒やな〜。でも、ここはちょっと違うな〜」
とまるで、マイナーチェンジ前の車に乗っている人間が、マイナーチェンジ後の車と比較しているかのように・・・
そして、その後2人は以前からの友人であったかのように(初めて会ったのに)、すべり台などで遊んでいた。